Materialz - ZUNDAとオートバイたちとの記録

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ZUNDAとオートバイたちとの記録

エアクリダクトを海外仕様に変更

ネットを徘徊していると、他の先駆者の方(NOMU様)の「海外仕様:エアクリダクト交換 」という記事を拝見しました。
記事によると、交換することで「レスポンスが良くなる!」とのことでしたので、早速マネさせていただくことにしました。

ウェビックにて注文。部品番号は、「17222-MGS-D31」です。
2014-05-13の時点で価格は税込3,510円でした。

昨日到着したので、早速取り付けます。

取り付けますといっても、エアクリまで開くのはやったことがなく、しかもサービスマニュアルも持っていません。
そこで強い味方がYouTube!
エアクリ交換までを動画にしてくださった方がいらっしゃいましたので、転載です。


と、いうわけで分解開始です。
 まずはダミーダクトを取っ払い、目についたボルトを外します。


 メットインのキー周りの樹脂パーツを外す際、左右のエリアは内部に各々パーツが固定されています。
んで、これらがどういう方向に固定されているかの備忘録画像となります。
なお、右側(クリップ留が無い方)はメットイン(かリアシート)のワイヤーを挟むように固定しました。

やっと外れました。

エアクリの蓋を外したところです。
吸気温度センサーのコネクタ(画像中央より少し上の2つの青い円から線が出ているコネクタ)を外すのに手間取ってしまいました。
正解は、一度エアクリの上蓋を外し、
ハンドルを右に切ってエアクリの蓋を斜めにするとコネクタを外しやすくなります。

ついでなのでエアクリの状態を確認します。
8,300km走ってこの汚れです。余裕ですね。

エアクリの上蓋です。画像中央の「ブタ鼻」をこの方向から押し込んで外します。

外れました。
画像左が国内仕様(17222-MGS-J30)、
画像右が海外仕様(17222-MGS-D31)です。
国内仕様は吸気側(下)の左半分が塞がっているのがわかります。

ここからは逆の手順で組み付けます。
画像は撮ってないのでスンマセン省略します。
不器用なもので1時間半で作業終了です。(実は朝6時作業開始!)


200kmほど走ってみました


堂平天文台やら名栗やら走ってみましたのでインプレです。

通常発進

特に変わらず…アイドリング時の吸気音が若干大きくなった?

パーシャルからの加速(2,000rpm→3,500rpm)

これは明らかに違う!
3・4速あたりで走行中にワイドオープンしてもスムーズに加速するようになりました。
今までは一拍置いて加速しだしたので、スロットルを開けた瞬間から加速し始めます。
ドッ…ドドッ…ドドドドが、ドドドドドドドドドになりました(わかりにくくてすんません)
感覚的には、Fスプロケを1Tショートに振ったように感じます。
つまり、以前よりも回転の上がりが早くなる=スピードの上昇速度も向上したように感じます。
逆に、レスポンスが機敏になったためスロットルの開け始めは少し気を使うようになりました。

パーシャルからの加速(4,000rpm→6,250rpm)

高速道路で6速ぬぬわからのワイドオープンを試してみました。
これも、以前なら絶対5速に落としていたのが、急加速出ない限りは6速のまま加速できるようになりました。

ゼロ発進フル加速

料金所からの加速を試してみました。
ん~、あまり変わらないような…鈍感なだけでしょうか?


まとめ

・中速トルクが明らかに向上しました。逆に高回転はあまり変わらないような気がします。
・今までギアを1速下げて加速していたような状況でも、ギアを変えずに行けるようになりました。
 (交通の流れに乗っている場合の再加速が非常に楽になりました)
・レスポンスが機敏になったため、ゼロ発進でラフに扱うとバイクが予想以上に前に出ます。
 (FCR積んだようなマシンよりはよほど滑らかですが)
・峠でコーナー脱出の時、トルクを掛けやすくなりました。

と、いうわけで、このカスタムは大変オススメできます。
このレスポンスが本来のNCのエンジンなんだなーと思った次第です。
なお、私のNCはマフラーを交換しているので、ノーマルマフラーの場合はここまで変化しない可能性がありますので、ご了承ください。

総走行距離:8,553km