Materialz - ZUNDAとオートバイたちとの記録

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人生とバイク。

ZUNDAとオートバイたちとの記録

リアキャリアを外してフェンダーレスキットを装着

レッツ軽量化!

諸般の事情でバイクに乗れる機会が激減&タンデムが当分の間不可になってしまうんで、折角なのでリアキャリアを外して、フェンダーレスキットを装着してみたでよ。

 

そもそものNC700Xのデザイン

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NC700Xのコンセプト段階のデザインだと、こんなクールなデザインだったらしいです。

だが日本メーカーの市販化の常、どうしてもモッサリしてしまうのが残念なんだよなぁ…(これでもかなりコンセプトアートに近い部類ではある)

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特にリア周りはコンセプトと違い、完全別体のデカいテールランプになってしまっててデザインバランスが悪い。

もちろんキャリアを装着した時の視認性が~等の観点はあるんだろうけど。

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このあたりは新型NC750Xでは解決されてますがシートカウルが大型化しており、よりモッサリ感が…

というわけで折角キャリアを外すので、同時にフェンダーレスキットも装着してみる。

キャリアを外す

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これは簡単。

リアシートを上げてキャリアを固定するボルト4本を外す。あっ、フロントシートを固定してるボルトを外すとより作業はし易いです。

 

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リアシートを開閉する機構の取り外しだけちょっと注意が必要。

 

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リア周りが大変すっきり。そしてこれから地獄が始まる…

 

リア周りを分解する

フェンダーレスキットは色々有りますが、評判の良いデイトナ製をチョイス。

www.daytona.co.jp

作業開始

気温31°、湿度82%。既に汗だく…

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まずリアシートを固定している3本のナットを外してリアシートを外す。最初から外しとけよって言うのは正論。

 

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フェンダーレスキット装着の鬼門その1。

テールランプ一式を固定する4本のヘキサボルトが鬼トルクで固定されており、ここで山を潰してしまって散っていった先人が多数いるそうだ。

こう言う時はヘキサレンチに安物のメガネレンチを突っ込み、左手でヘキサレンチを押さえつけて、右手でメガネレンチをテコの原理で一気に回す。パキッと音がして回れば成功。ニュルっと回ればネジ山が潰れて終了。

一気に回った時に怪我しそうな場所なので軍手をして作業しよう。

この段階ではボルトを完全には外さず、緩めるだけでOK

 

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次、リアフェンダーの裏側のプラスネジを外し、隙間をツメでコジるとパカっと開ける。フェンダーが汚いのは許して下さい…

 

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テールランプと左右ウィンカーのカプラを外す。その際、カプラのメス側の突起を押しながら外すのではなく突起を持ち上げながら外す。これに気付くまで外れなくて焦った…

突起を持ち上げるのが大変であれば、カプラを固定している写真上部の黒い台は柔らかいゴムなのでかなり引っ張ることが可能。なので何とかして引っ張って傾けて突起を持ち上げてくだされ。

 

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やっと外れた…

ついでに、このゴムのボックス型の台を画像下の方向に引っ張ってコジって外しておく。

 

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フェンダーレスキット装着の鬼門その2。

フェンダー裏でテールランプASSYを固定している巨大な丸プラスネジ。コイツも鬼トルクで固定されているので、3番のドライバーを思いっきり押し付けて回す。パキッと音がして回れば成功。ニュルっと回れば(ry

 

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続いてフェンダー裏のボルトを3つ外すことでテールランプASSYが外れます。

 

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やっと外れた…(このセリフ多いな)

 

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オレンジの丸で囲ったプラスネジを外す。コイツも鬼トルクで固定されているので、3番のドライバーを思いっきり押し付けて回す。パキッと音がして(ry

何回も書いている通り重要なボルトは鬼トルクで固定されており、ネジ山を大変舐め易いので要注意!

 

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次にオレンジの丸で囲った金具と土台のゴム台を外す。ゴム台はゴムを無理やり変形させて、この画像方向から押し出して外す。

 

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寂しい姿になったテールランプ。

 

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リサイクルされるパーツたち。右端の金具は画像にないけどもう一つ有ります。

 

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ようやくフェンダーレスキットの組み立てに入る。

ウィンカーのゴム台を力づくではめ込み、ウィンカーを固定する。

追記:頭が朦朧としてたせいか、ウィンカーを左右逆に取り付けていたことが判明!!!
とりあえずカプラをオレンジとブルー逆に挿して解決。
正解は画像左がブルーカプラ、右がオレンジカプラとなります。いつか治そう…

 

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テールランプとライセンスランプを固定する。ここで手持ちにない8mmナットと3mmヘキサが必要になり慌てて部屋に戻る。
記述があっさりなのは他の作業に比べて非常に楽なので…

 

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ウィンカーベースとテールランプステーを組み合わせて置く。

 

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フェンダーレスキット装着の鬼門その1で緩めたボルトを完全に外し、フェンダーそのものを外す。カプラに引っ付いている黒のゴム台が引っかかるので、予めシート下方向に引き上げておくこと。

 

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一気にレーシーになったすなぁ。

 

フェンダーレスキット装着

さて、ようやくフェンダーレスキットASSYを車体に取り付けるが…

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フェンダーレスキットの説明書より引用)

上図の状態のまま、④六角穴付ボルト4本を車体の取り付け穴に通し⑥フランジ付六角ナットにて締め付けます。

実際にやってみると、この図の手の状態で車体に固定するのは無理!!!

4本の微妙に離れたボルトを片手の4本指で抑えつつフェンダーレスキットASSYを持ち上げて、もう片手で各種ケーブルをシート下のケーブルを通す穴に通すなどという芸当は不可能だっしょや。

なお実際に試してみたら左手(フェンダーレスキットASSYを持ち上げた方)の薬指が攣った模様。

 

なので、

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4本のボルトをテーブで仮止めしておけば楽勝。というか、どういう意図であの説明になったんだろうか…

 

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テールランプやライセンスランプの配線を引っ張りだし、同じ色のカプラに嵌めればOK。更にハーネスクランプで配線を纏めておきましょう。

 

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やっと装着完了。めっちゃピンぼけしとりますが、この時点で猛暑の中2時間経過し体力の限界だったので許してください。

 

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めっちゃスッキリしたすなぁ…

 

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テールランプがかなり小型なので視認性はどうか?とも思ったけど、予想以上にLEDは明るく、純正よりもアピール度は高いかも。

 

作業時間は2時間強。作業難易度は結構高く、恐らく数あるフェンダーレスキットの中でも高いほうだと思われる。

まあ、冒頭のNC700Xのスケッチの様なリアのすっきり感が出せたのでかなり満足。

雨の日の泥はねは確実に増えるけど、軽量化&自己満足度はかなり向上!

でもできれば二度とやりたくないw

 

本日の走行距離:0km(走ってまへん)

総走行距離:20,264km