Z250SLで行く金精峠ツーリング

1段階慣らし仕上げツーリング

仕事の波が落ち着いたので代休を取得しツーリングを平日に決行。

行き先は涼しさが欲しかったので標高が高い場所！んでもって、某大手半導体企業を辞めて林業への道に進んだ従兄が住んでいる場所を覗きに行きたい。（平日なのでどうせ会えん）

と、言うことで目的地は金精峠に決定。Z250SLで初めてのロングツーリングだけどなんとかなるっしょ。

なお15時までに戻る約束を大幅に超過してしまい嫁にしこたま怒られました。申し訳ございません…

関越道を走る

今回からSJ4000を装着したんで走行動画のキャプチャがメインになるでよ。

サクサクっと関越道に乗る。もう高速走行は3回目なので余裕っす。

三芳PAで休憩。平日なのにバイク結構居るなぁ…
あっそういや学生はもう夏休みか！

んで東松山ICで降りる。ここから上武道路を走って赤城山を目指すでよ。

赤城山を目指す

熊谷市中心部でインパクトのある店の前で停まる。思わずハンドルを切ってカメラを向ける。
先日閉店した「男ビデオ」の看板で有名な上野黒猫館を彷彿とさせる「男のDVD♂」が全面にあるのはなかなかのインパクト。

そのまま上武道路を走り利根川でグンマー国に入る。特に検問はないようだ。

ようやく山へ至る

赤城山の裾野まで来た。ようやく田舎っぽくなり空気がうまいと思ったら養鶏所スメルの嵐。

途中のコンビニで小休止。三芳PAの休憩から2時間ぶっ通しで走ったけどZ250SLは全然疲労が起きない。やっぱり軽さは偉大なんやなぁ。

Google先生のナビに「赤城山」と入れたら登山道入り口を案内しやがったのでUターン。

イニシャルDで有名な赤城山のワインディングを走る。走り屋が多すぎるのかブラックマークと段差が多すぎるので走りにくい…

先日リアのプリロードを最弱にしたせいか、コーナー入口でシフトダウンしたらリアが暴れてコーナーで怖い思いをする。こりゃダメだ。後でもとに戻そう…

赤城山を登りきって大沼湖畔を走る。今日は雲は多いけど天気が良くて気持ちEすなぁ…でも標高1345mもあるのでさっきまで灼熱地獄だったけど涼しくて大変気分が良いでよ。

赤城山を下って森の空気を全力で吸う。森林浴気分。

んで外界に降り、国道120号日本ロマンティック街道を走る。夏の山並は素晴らしい…普段は東京砂漠だからね。しょうがないね。

金精峠まであと少し。標高1800mまで上がると涼しいどころかクソ寒いんですが。

菅沼キャンプ場の休憩小屋で小休止。ここで嫁用のお土産を買う。

流石に7月下旬だと雪も残ってないよなぁ。10年ぐらい前ここで鹿2頭が車に衝突寸前になったのを目撃。なのでこのあたりで無茶な走行はヤメましょう。

ようやく今日の折り返し地点の金精峠に到達。トンネルの中は激寒だったので制限速度で走行。まじ寒い。

山のてっぺん

グンマー国に別れを告げ（またグンマー通るけど）栃木県へ。左端に湯ノ湖が見える。

キャプチャ失敗してるけどめんどいからこのままで良いや。戦場ヶ原。日光方向へ走行したのは10年ぶりぐらいやけど、反対方向のほうが景色が綺麗に見える。

雲がかかってるので中禅寺湖は通過。

いろは坂は戦闘にバスが居ると大体15km/hで流れるので発狂する。ここは危ないので追い越し禁止は厳守。

ちゃちゃっと降りて再びグンマーを目指す。

足尾銅山あたりでまだキレイな紫陽花を目撃。やっぱ山は夏の訪れは遅いんやなぁって。

従兄んち

んで今回の目的である、某大手半導体企業を辞めて林業への道に進んだ従兄が住んでる廃校となった小学校を訪問。まっ、平日なので会えないのはわかってるけど、一体どんなところに住んでるのか見てみたかったのだ。国道沿いだけどホントの山の中やなぁ…
元々山や農作物を作るのが趣味だった人なので、好きなことをやりたいちゅうて脱サラして頑張っとるみたい。

ここで車載カメラの電源を切り忘れて自分のアホ面が10分間録画されるという事案が発生。

ついでに装備の解説を。
ジャケットは10年近く前に買ったRSタイチのクルーメッシュジャケット。
ボトムはこの前買ったホンダのコットンパンツ。
バッグもこの前買ったRSタイチのヒップバッグL。これは長時間装着しても腰が疲れないので非常に良いね。
んで被ってるキャップはハゲ隠しではなく（フサフサです）ヘルメットインナーキャップ。これは走行前に水で濡らしておくと走行中は冬季走行かってぐらい涼しいので夏は必需品。
グローブはコミネの安物メッシュ。
ブーツは安物のトレッキングブーツ。ガエルネのライディングブーツあったんだけど先週逝去されました。

10年使い倒したガエルネのレーシングブーツが遂に寿命を迎える。経年劣化でソールがボロボロになっとった…
次のブーツはトレッキングシューズ兼用やな… pic.twitter.com/FwwGJJ9SxV

— 元ヒゲのZUNDA (@zunda_yagy) 2017年7月17日

おうちにかえる

というわけで伊勢崎から高速に乗って帰る。

またキャプチャしくってるけどまあいいや（適当）。

この時点で走行距離が600kmを超えたので6000rpm縛りから8000rpm縛りに変更。なので100km/h走行を試す。

風圧はスクリーンのお陰でかなり快適。NC700Xと同等かな。エンジンパワーも100km/h巡航なら問題ない。昔乗ってたDR250Sより100倍楽。

ただやはり振動はあるなぁ。途中休んだSAで手の痺れが残ってしまった。ただ走行中はあまり気にならない。

あと100km/h巡航だと6,500rpmなんだけど、タンクに伏せたときの音がかなり頑張ってる様子。パワー的にはまだまだ行けるけど、マフラー変えたら音で疲れそうやね。ノーマルなら高速走ってると聞こえないので気にならんけどね。

というわけで東京に到着。やっぱ暑い…

走行距離：392km

一日400km走ったインプレ

• 意外にも疲れない。NC700Xよりも疲れない。軽さは偉大。
• さすがに400km走ったら肩は痛くなった。しかし腰はまったく痛くない。
• 足の曲がりがキツイ。シートが低すぎる。シートがフラットではなく湾曲しているのでシートの後ろに座っても徐々に前に来てしまう。アンコ盛りしたい。
• プリロードは弱くするとコーナー前に減速するとリアが暴れる。標準にするべき。まあ弱くすると巡航は余裕が出たけど…
• 高速で100km/h巡航はパワー的には余裕。ただし細かい振動が多いので80km/h巡航が望ましいか。
• Puigのスクリーンは偉大。NC700Xと同等の風しか来ない。高速走るなら付けるべき。
• 300km時点で燃料ランプ点灯。305km地点でガソリン満タンにして、7.72l入る。燃費はなんと39.5km/l。峠を50km位走ってこれなのでツーリングオンリーだと40を超えるか。
• やっぱりバックトルクが強いのでコーナーは気を使う。パーシャルを怠ると回転数が下がりすぎるのでコーナー脱出時に失速してしまう。これは練習やなぁ。
  ただ、登りのコーナーで7000rpmまで回すとノーマルマフラーだけど高揚感がある。

ちなみに今回の峠ツーリングの結果、タイヤはこんな感じで。

フロントは1cm弱か。ちょっとこじり気味かな…

リヤも1cmぐらい。これはもっと行けそうな感じ。

という感じで一段回目の慣らし（慣らすとは言ってない）が終わったので初回点検をするでよ。

総走行距離：672km