Materialz - ZUNDAとオートバイたちとの記録

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ZUNDAとオートバイたちとの記録

Z250SL LeoVince GP Corsaを装着 完結編

(2017/10/11 訂正)

ようやく一段落

前回前々回前々々回前々々々回から続くマフラー交換シリーズ。

ようやく納得できる段階になったので一段落とするでよ。

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音量の調整

清く正しいライダー(大嘘)としては音量が気になるところな上に、LeoVince GP Corsa は中々の爆音である。住んでるところが住宅地なので爆音で走行すると顰蹙の爆買い待ったなしなので常識的なレベルに消音してみる。

用意するものは…

①純正バッフル

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②インナーサイレンサー(キャタライザー)

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③インナーサイレンサー(隔壁)

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とりあえずこの3つの組み合わせで音量を調節する。

 

音量を測ってみる

騒音計をGETしたので測ってみる。買ったのはコレ↓

えーと、近接騒音の測定方法はと…

下環境省の資料。

https://www.env.go.jp/council/07air-noise/y071-17/mat%2002_4.pdf/05_%E8%B3%87%E6%96%9917-2-4.pdf

①一定の原動機回転数において、排気管からの排気流の方向に対し45度、排気管の開口部中心から0.5m離れた位置の排気管の高さで測定する。
②最高出力時の回転数が5,000回転を超える場合は、最高出力時の回転数の50%の回転数(その他の場合は75%の回転数)

…だそうだ。ちなみにウェビックのページは厳密には間違っているので要注意!

計測してみた

幹線道路の庭まで押してって計測。

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①純正バッフル+②インナーサイレンサー(キャタライザー)
  • アイドリング時は約81.5db
  • 最高出力の50%の回転数(Z250SLだと大体5000rpm弱)で約98.0db

あれぇ?アイドリングはそこまでうるさくないけど5000rpmだと完全にAUTOな音量ですねぇ…噂によると街頭検査なら旧基準の99dbで計測するので見逃される可能性が高いけど、確かにそこそこの音量ではある。
他の組み合わせと比較すると低速そこそこ、吹け上がりそこそこで一番バランス取れてる。

①純正バッフル+③インナーサイレンサー(隔壁) ①純正バッフルのみ
  • アイドリング時は約82.0db
  • 最高出力の50%の回転数(Z250SLだと大体5000rpm弱)で約99.5db

対して変わらんやんけ!しかも99db超えたからAUTO!
ちなみに吹け上がりはこのパターンが最高だった。低速落ちたけど。

  • (2017/10/11 訂正) 後日インナーサイレンサー(隔壁)のみ使用すると最高出力の50%の回転数は約93db程度だと判明。つまり上記の値はインナーサイレンサー無しの値だったぽいです…
    多分計測する際、インナーサイレンサー(隔壁)が外れてたっぽいんだよなぁ…構造的に取付時にしっかり押し付けないと外れ易いんです。
    要するにインナーサイレンサー(キャタライザー)は消音効果が薄く、インナーサイレンサー(隔壁)は効果大っつーことになります。
    お詫びして訂正します。
①純正バッフル+②インナーサイレンサー(キャタライザー)+③インナーサイレンサー(隔壁)
  • アイドリング時は約78.7db
  • 最高出力の50%の回転数(Z250SLだと大体5000rpm弱)で約92.6db

インナーサイレンサー全部盛りでようやくJMCA並みに下がった模様。

低速はモリモリだけど吹け上がりは重い…とは言えクソ重い純正マフラーよりは遥かにマシ。

まとめる

清く正しいライダーなのでインナーサイレンサー全部盛りバージョンで行くことに決定。インナーサイレンサー(隔壁)のみで問題ないっぽい。まあ多少吹け上がりは重いけど純正より吹け上がりは良いし、音量もそこそこなので満足。

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最後のシメに①純正バッフルをリベットで固定して完了!アルミじゃないと外す時大変なのでこれで行く。強度的には大丈夫だと思う…

おまけ

やはりサイレンサーがショートすぎるので、50.8mmパイプ延長用のステンパイプを購入したので装着。

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これで100mm延長となる。

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ハメてみたら微妙にガタつくので液体ガスケットを塗りたくって数時間乾燥させる。

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装着。実に良い感じになった。
Z250SLはタンデムステップ後ろに溶接されてて取れないマフラーガードがあるんだけど、コイツの位置とマフラーの位置が合わなくて変だった。

おかげでマフラーとエキパイのスプリングフックの距離が約170mmとクソ長くなってしまったのでホムセンで売ってた185mmまで対応可能なステンレススプリングを使用することで回避。少々力が弱いけどまあ問題ないでしょ!
関係ないけど中華マフラースプリング引っ張ったら途中で破断→反動でワイの頬に衝突→流血沙汰になったので無茶はヤメよう(戒め)

というわけで音量・スタイルともにようやく満足できたので、一旦マフラー交換計画は完とする。

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(ご満悦)

ちなみに掛かった費用は約2万円と国内JMCAマフラーの約半額で済んだ。やっぱ中華通販って神。

 

走行距離:720km