Z250SLにETCを装着する
文明の利器
ん、まあバイク用ETCはモニター当選した時からずっとバイクに装着してて、こいつぁ便利やなって使ってたんですがな。
で、Z250SLに買い替えた時は、想定される年間走行距離考えてもETC着けても元取るのに何年かかるんだよってことで装着してまへんでした。
が、数少ないツーリングでも、もはやETC無しでちまちま財布出して支払うことが非常に苦痛に感じて装着したいと思ってた訳です。
しかし!2018年現在、基本的にETC2.0とか言うバイクに何のメリットも無い(周遊割引を除く)機能だけ増えた物だけしか売っておらず、しかも高い!キャンペーン入れても3万近いとかどんだけよ。
なので、ネットの西成で中古の分離型ETCである、中古のミツバサンコーワのMSC-BE51をゲット。これを自力で装着してみる。
アンテナの配線
まずはちゃちゃっとリアカウルを外し、シート下をご開帳する。
キタコのi-Mapを導入しているので既にワヤである。
まずはバッテリーのマイナスを外そう。必ずやること!
ほいでもって、ETCのアンテナをハンドルの方に持ってきて、仮固定する。
ETC本体からアンテナケーブルのコネクタを外し、防水ゴムカバーごとなんとかしてフレームの下を這わせてアンテナを持ってくる。
とりあえずこの位置かなあ。流石にブレーキフルードタンクに固定は色々怖いので後で固定し直す。
ちなみに中古なのですべての配線にコルゲートチューブが装着されているので、その点は安心。
で、アンテナケーブルをフレームに這わせてなんとかリアシート下まで持ってくる。ちなみに配線が長すぎるけど、切ると色々面倒な事になるので、フロントシート下に緩いカーブで大きい円を描くように配置し、ちょうど良い塩梅になるようにするのが面倒くさい。
電源ケーブルの配線
で、問題なのは電源ケーブルをどうするかなんだけど、電源ケーブルはETC本体から外せないという仕様で、ほんでもってETC本体を配置する場所まで短いのに、ケーブルは汎用で長いという悲しみ。
しょうがなくアンテナケーブルと同じようにフロントシート下で大きな円を描くように配置。最早カオス。
電源供給
さて、ETC本体の電源供給はどうするか…と思い、とりあえず持ってたけど使ってなかったヒューズ電源取り出しケーブルを使ってみる。
が、悲しいことに、ヒューズボックスを閉めようとすると断線必須。なのでこの案は諦め。
次善の策として、USB電源を引くのに使っていたキタコの電源取り出しハーネスの+を二股に分岐してETC電源とすることに決定。ETCは最大消費電流が70mAと非常に少ないので、これで問題ないっしょ。
んで、中古で買ったETCのヒューズが信用できないので、エーモンの12V用1AのヒューズをETCの電源ケーブルに接続する。
これでなんとか配線が纏まった。もうこれ以上の配線は無理。
ETC本体の固定
ETC本体はリアシート下にギリギリというか見事なほどピッタリと配置できた。ここまでピッタリだとZ250SL設計時に考慮していたとしか思えない。
ちなみにETC本体の下にはi-MAPと最低限度の工具(車載工具のドライバー&10mmのL型レンチ、バッテリーアクセスできる最低限度)のみ格納。もうこれ以上は無理。
ETC本体は、車載工具を固定していたゴムで固定。図ったようにゴムを引っ掛ける場所があるのが凄い。っちゅうか図ってるよねこれ。流石KAWASAKIさんやで。
ETCアンテナの固定
ここまでやって動作確認。とりあえず正常にランプ点灯。
アンテナ固定は、最終的にタナックスのETCステーを使用して、ミラー共締めでこの位置に固定。
アンテナの先はスクリーンだけなので問題ないはず。
動作確認
Z250SLを購入したバイク屋さんがETC再セットアップしてくれるので、再セットアップ後に動作確認。
関越道練馬ICの一番はじっこのETCレーンで恐る恐る走行…緊張の一瞬。
オッケーです!問題なし!
これでようやくツーリングがしやすくなるでよ~
走行距離:2,037km