Z250SLにハンドルアップスペーサーを導入する
楽に生きようじゃないか
人間年をとって来ると腰が痛いだの肩が痛いだの体が悲鳴を挙げるようになる物ではありますが、ZUNDAも例外ではなくZ250SLのスパルタンなポジションがキツくなって来たわけであります。
そりゃまあ峠道を走るには低いハンドル&土下座ポジションの方が何かと都合良く走れるんやけど走行時間の90%は峠道ではないのでそちらを優先したい。
と、言うことでてっとり早くポジションを楽にするためにハンドルアップスペーサーを噛ましてハンドルを上げて見る。
ハンドルアップスペーサーを探す
いくつか汎用のハンドルアップスペーサーを物色したんやけど、大抵の商品はZ250SLのハンドルポストの形と合わず、取ってつけたような見た目になるので何とかならないかと探してみたら…中国にあった!
カワサキのハンドルポストの形は大きく分けてZ250SLを除くZ系とそれ以外に分けられるので、Z系ではないカワサキのバーハンドル車種用であればハンドルポストの形が合うのだ。
という訳でVersys300用のハンドルアップスペーサーを購入。22mmアップするらしい。
到着
ちょうど正月挟んだけど2週間ほどで到着。
さぞかし専用品だからCNC加工で精度もええやろ…な訳はなくモロ鋳造品で塗装も一部禿げてるけどまあこんなもんやろ。
装着
このZ250SLのハンドルアッパーブラケットは、以前W800用のに交換してるので分割式になっている。
ハンドルを外してスペーサーを入れてみると、予想通りスペーサーとハンドルポストの形が一致して良い塩梅(厳密にはスペーサーの方が1mmぐらい幅が狭いけど許容範囲)。
あと、付属していたM8x50のステンレスキャップボルトではちょっと短いかも。とりあえず装着できるけど、M8x55か60のボルトのほうが良さそう(純正M8x35から22mmアップするので)。
念の為ハンドルを前に倒し気味の角度にしてケーブル類に余裕が出るようにして仮固定。
ハンドルの高さが22mmアップするので、色々なケーブル大丈夫かなと点検してみると…
スロットルケーブルが怪しい。ハンドルを切るとパンパンに張ってしまう。という訳で取り回しを変える。
スロットルケーブルを車体に固定しているステアリング下のフレーム付近の固定を変えれば何とかなりそう。
上の写真のように、黒い金具の中を通っていたスロットルケーブルを、黒い金具の上を通るように変更。
んでハンドル側のスロットルワイヤー調整して遊びができるようにして、エンジンを掛けてハンドルを左へ最大に切っても回転数が変わらず、スロットルに遊びがあればOK。
念の為ハンドルを左右最大に切った状態で各種ケーブル類が多少動く状態かどうかを確認しておく。
完成
写真の角度が異なるけど、かなり高くなったように見える。
ハンドルの形も一致。違和感がない。
インプレ
まず取り回しが楽になった。ハンドルの位置が少し高くなるだけでここまで変わるのかと驚くぐらい。
走行時は、かなりアップライトに感じられて大変楽に。ただコーナー時は無意識での荷重が減ったせいか感覚が異なるので慣れが必要かな?
ツーリングに行って更なるインプレが必要やな。
追記
結局ハンドルを交換してしまったのです。
zunda-materialz.hatenablog.com
走行距離:2,912km