Materialz - ZUNDAとオートバイたちとの記録

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人生とバイク。

ZUNDAとオートバイたちとの記録

Z250SLにTermignoni(本物)を装着する Part.1

マフラー交換完結編にしたい

もう何回マフラー変えてるか数えるのが嫌になってきたけど、某オクで本物のTermignoni(テルミニョーニ)のGP Styleサイレンサーが安値で売られているのを発見してしまった…!

逡巡したけどポチーしてしまったので、それを何とか装着する悪戦苦闘の記録が始まった…!

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(到着した時のブツ。かなり汚れてた)

ブツを確認する

オークションでは「テルミニョーニ マフラー」という大変アバウトな事しか書いてなかったんだけど、エキパイ側のカーボンの段差の形状から本物と判断。

ネットで検索したところ、恐らくGSX-R1000 K9用のレース用サイレンサーだと推測。

www.webike.netチタンカーボンですよ!奥さん!

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余裕の直管ドストレートである。

 

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この消音とか考えて無い構造…なおバッフルは付いておらんかった。

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(ぼく、えいごよめない)

色々測った結果…

  • 差し込み内径:54Φ
  • エンド内径:64Φ
  • パンチング内径:58Φ
  • 外径:100Φ
  • サイレンサー長(差込・エンド含まず):260mm

ということが判明。

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頑張って磨いてシールも張り替えた。ロゴシールは一回り小さいものしか無かったので妥協。

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参考までに、LeoVince GP Corsaとの比較画像。カーボンの質感が全然違う!

装着への道

差込径変換アダプタ

まずはZ250SLに装着できなければ何も進まない。

エキパイはBMS-Rを流用するので、差込径50.8Φにしなければならない。

というわけでオークションで50.8Φ→54Φに変換するアダプタを調達。

正直、54Φ1.5mm厚のステンパイプ30mmが手持ちであったので、それで行こうかと思ったけど、専用品の方が何かと便利かなと思って購入。

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これがその変換アダプタ。外径側にも内径側にもストッパーが付いてる優れもの。

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…すげえガタガタでやんの。品質ひでえなぁ。とりあえず使えるから良いけど、外径側は斜めになってて隙間が空く。メーカーは伏せるけど、ヤフオクで54Φ→50.8Φのアダプタ売ってる業者は一つしか無いからすぐ判るよね!

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装着。この角度ならガバガバも判らんな。

バッフル

Termignoni GP Styleのエンド径は64Φとバカでかく、そんな巨大かつ中途半端なバッフルが市販であるのかと思ったら、どうやら旧車のRPM管が内径64Φらしく、意外に種類があってびっくり。

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というわけで外径63.5Φ、内径30Φの鉄バッフルを購入。

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0.5Φの隙間を埋めるのと、ビビリ音防止の為ガラスクロステープを貼る。耐熱230℃はアルミテープよりも実は高い。

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これだけでは消音に自信がないので、手持ちのインナーサイレンサーも導入する。

コイツは大正義Aliexpressで売ってる、50.8Φ用のインナーサイレンサーで、謎の触媒っぽい部品と隔壁型インナーサイレンサーを組み合わせた代物。

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こんな風にエンド側から挿入する。

装着一回目

構成:内径30Φバッフル+キャタライザー&隔壁バッフル

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見た感じはとても良い感じ。サイレンサーバンドはキジマのを使用。

音量

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アイドリング時は85.6db

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4750rpm時は98.7dbと全然消音できてねえ。まあ3db程度大きく出ている&JMCAのストライカー程度の音量値なので、ギリギリ公道走れるレベルではある。

が、排圧が低く、低速が出ないであろう&バッフル有効長が短いせいで破裂音が酷いので走れたもんじゃないだろう…ということで、インナーサイレンサーの構成をもっと考えなきゃダメだということが判った。

 

続く!

zunda-materialz.hatenablog.com

 

走行距離:1201km(走ってない)