Materialz - ZUNDAとオートバイたちとの記録

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ZUNDAとオートバイたちとの記録

Z250SLにG.P.R スリップオンを装着する Part.1

理想のマフラーが見つかった気がする

まいどお馴染みのZUNDAによるマフラー交換でございます。

Termignoniは大体ええ感じにはなったんだけど、如何せん6月から始まった不正改造取締月間において、謎の読めない文字が書かれていると使用には気が引ける。

かと言ってしょうがなくJMCAでも特に静かなBMS-Rを装着して走行してみたら吹けないわバックトルクが強すぎるわで走りにくい。静かなのは良いんだけど。

と言うことで某ネットの西成にて前から目をつけていた「G.P.R. Exhaust」のスリップオン(サイレンサーのみ)が何と新古品送料込みで4,000円と破格だったので購入。

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構造を見てみる

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G.P.R GPE POPPYと言う種類のステンレステーパーマフラーで、ちゃんとeマークも付いている公道走行可能なサイレンサーである。

 

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(周りの汚いのは液体ガスケット)
差込径は54Φで、Termignoniのレース管と違い、Homologated(公道走行モデル)なので、54Φから48Φ(多分)のパンチングに絞られてる。

更に外側は100Φ~130Φの楕円テーパーなので、サイレンサー容量も大きく(っつっても消音部の長さは200mmのショートだけど)、消音効果が期待できる。

どうでも良いけど新品なのにグラスウールが飛び出まくってるのはMade in Italy。

 

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サイレンサー出口側。バッフルがスナップリングで固定されているのはイタリアのマフラーに多い印象。

バッフル構造はストレートだが、排気入口の20Φから出口の28Φまで段々で大きくなる、低音が強調されやすい構造。これは期待できる。

 

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本来なら排気入口側にパンチング穴が空いているコーン状のインナーサイレンサーが付属しているようだが、入手したブツに付属していないので、手持ちの隔壁型インナーサイレンサーを装着する。

 

取り付ける

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装着自体は簡単。サイレンサー入口に50.8Φ→54Φのステンレス製変換アダプタを液体ガスケットで固定し、BMS-Rのエキパイに差し込むだけ。スプリングはAkrapovicで、これもうわかんねえな。

 

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ちょっと工夫したのがサイレンサーバンド。このサイレンサーはテーパー状なのにサイレンサーバンドで固定する珍しいタイプ(テーパーサイレンサーの場合、普通はステーがサイレンサーに溶接されている)なので、手持ちの汎用アルミステーでサイレンサー手前にバンドを固定する必要がある。

多分汎用で他車種に使うためにステー溶接じゃないんだろうなあ。eマーク付きマフラーでは珍しい。

サイレンサーはステンレスだけどカーボン風の加工がしてあり、アルミ製マフラーエンドもカーボンプリントが施されている。貧乏くさいとか言わない。実用性はドライカーボンより上だ!

 

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装着全体像はこんな感じ。ショートでテーパーなサイレンサーが、Z250SLの造形に良い感じでマッチしてる。ええやん!

 

走行してみる

アイドリング

BMS-Rの音から低音を強調した感じ」。なかなか静か。
ちなみにBMS-Rは「純正の音を少し大きくした感じ」なので、G.P.Rマフラーは「純正の音に低音を強調して少し大きくした感じ」と言える。

発進~中回転

i-Mapで調整しているのも大きいけど、低速トルクは十分あり、~4000rpmの吹け上がりも上々。そして4000rpm付近ではかなり静か。純正並み。
にも関わらずバックトルクは少なく、大変走りやすい。

中回転~

コーナリングで3速3000rpmから6000rpmまでスロットルをチョイ開けすると、なかなかのパワー感。5000rpm以上はBMS-Rよりちょっと音が大きい程度。

高回転

7000rpmまでしか回してないのでわかんないっす。

 

まとめ

BMS-Rよりバックトルクが少なく、eマーク付きだけあって静かで、ほんでもってちゃんと合格レベルのパワー感もある。これは理想のマフラーなんではないか。なかなか格好良いしね。

やはりちゃんとしたメーカーのサイレンサーはしっかり作っており、安心感が違う。

しばらくはこのマフラーで行こうかと思う。

 

おまけ

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G.P.Rのロゴステッカーが付いてなかったし、4,000円で買ったマフラーに3,000円の純正ステッカー貼るのも何なので、手持ちのTermignoniステッカーを貼ってしまう。

同じイタリア製だからええやろ!(適当)

 

走行距離:1,758km