Materialz - ZUNDAとオートバイたちとの記録

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人生とバイク。

ZUNDAとオートバイたちとの記録

Z250SLのハンドルを交換する

攻めるよりも楽しもうじゃないか

一年以上前にハンドルアップスペーサーを使用してハンドルの高さを22mm上げて乗ってきやしたが、やはり根本的にZ250SLのハンドルは違和感がある。
狭すぎるし(630mm)手前すぎるし(引き80mm)低すぎる(20mm)。

さらに言うとハイスロ化したので、左右グリップが長くなってしまい納まりが悪い。

zunda-materialz.hatenablog.com

とはいえ、Z250SLのハンドル回りのケーブルや配線はセパハンのNinja250SLと共通なため、ハンドル交換の余地が少ない。特にブレーキホースの余裕がない。

ただ、高さを22mmアップすることは可能だったので、それに近い値のハンドルを探す。 なお一番重要だったのは左右のレバーホルダーの距離の模様。

メジャーメーカー製から謎中華ハンドルまで探し尽くした結果、あるハンドルがケーブル交換なしで装着可能かつポジションも楽になるだろうという結論に達した。

そのハンドルとは…

EFFEX SUPERBAR GRANDPRIX Type-2 EBX1402AK

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マジでいろいろ探したけどこのハンドルが理想に近い(理想ではない)

www.webike.net

到着

Amazonだと納期2か月とか抜かすのでWebikeで注文したら二日で届いた。やっぱバイク用品はWebikeやな…!

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このハンドルの寸法は、

  • 幅660mm(純正+30mm)
  • 高さ27mm(純正+7mm)
  • 引き115mm(純正+35mm)
  • 左右のレバーホルダー取付位置間280mm(純正+40mm)

と色々な数値がプラス方向になっており、端的に言うとポジションが楽になる。はず。
本当はもっと引きがないハンドルであるType-3にしようかと思ったけど、高さが更に+20mmの47mmになってしまい、ケーブル交換etcが発生すること必至なのであきらめました。

取付準備

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魔改造され過ぎの純正ハンドルくん

まずは現状から。バーエンドミラーやらなんやらでカオス。

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以下の手順で純正ハンドルを外せるようにする。

  1. バーエンドミラーを外す
  2. 左グリップにブレーキクリーナーを吹きかけて引っこ抜く
  3. クラッチレバーを外す
  4. 左スイッチボックスを外す
  5. クラッチレバーホルダーを抜く
  6. 右スイッチボックスを外す
  7. 右グリップ(スロットル)を抜く
  8. ブレーキフルードタンク兼ブレーキレバーホルダーを外す

めんどい

以上の手順でようやくハンドルを外せる。

補足

バーエンドミラーのアダプタはそのままだとテコでも外れないんだけど、いったんボルトを抜いて、軽くねじ込んで(3回転ぐらい)、その状態でボルトの頭をゴムハンマーで軽く叩けば外れます。お試しあれ。

ハンドル新旧比較

と言うわけでハンドルが外れたので、新旧ハンドル比較をする。

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結構横幅が広くなって、かなり手前に来ますな。こりゃポジション楽になりそうだ。

取付

まずは仮合わせを行う。けっこう絞られるけど、Z250SLのタンクはセパハンのNinja250SLと共通なので、フルロックしても大分余裕がある。

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で、スイッチボックスの穴あけを行う。

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適当な位置にし過ぎた

まずはクラッチ側。ハンドルにガムテを貼って、スイッチボックスを押し付けることで突起跡をつけて目印とする。なおこの位置だとクラッチレバーがパッシングスイッチと接触してしまったため、もう7mmぐらい上に開けなおすハメになった模様。

問題発生

スロットルケーブル

クラッチ側はケーブルも余裕があり楽勝と思ったら、スロットル側はスロットルケーブルの長さとブレーキホースの長さが足りないことが判明。

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本当はNinja250のスロットルケーブルに交換するのがベター

しょうがないので、スロットルケーブルの取り回しを変更して、フロントフォークの手前を通るようにすることで解決。暫定だけど。
フロントフォークと接触するところは養生のためフォークに1mm厚のゴム板を貼る。

追記

サービスマニュアルを見ていると、ケーブルの取り回しを変更すればフォークの手前ではなく純正と同じ位置に配置できるのでは?と思いついたので実行する。

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シリンダヘッドを避けるために遠回りになってる

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夜中に思いついて実行

純正の取り回しは白矢印のフレームに溶接されてるステーの中を通ってるのを、頑張って外して黄矢印の位置を通るように変更。

ちなみに純正の取り回しの位置からケーブルを外すには、スロットルバルブ側の太鼓を外すのが一番だけど、ハンドル側のプラスチックパーツを外す(完全には外れない)ことで一応は可能。

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んで、そのままだとシリンダヘッドに接触してしまうので、タイラップを使用してフレームに寄せる。ただしスロットルケーブルはハンドルの動きでかなり動くので、緩めに巻いて、あくまで「代理ステー」として使用すること。

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と、言う感じでスロットルケーブルをフォークの向こう側に通すことに成功。手前にすると見た目に違和感があるからなあ・・・

ブレーキホース

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ブレーキホースは、下部ライトステー(Z250SLはライトステーが上下2か所ある)に溶接されているホルダーをリリースすることで延長。

このブレーキホースをホルダーから外すのはひと工夫が必要。

上の写真のライトグリーンのステムの下、左右2か所のボルトを外し、

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更にフロントフェンダーステーに共締めされているブレーキホースホルダーを外すことでブレーキホースがかなりフリーになり、やっと外せる。

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これで、上下方向の位置は純正と同様になる。念のため結束バンドを元々のブレーキホルダーと軽く締めておく。

写真撮り忘れたけどスロットル側もスイッチボックスの穴を開けておく。

とりあえず完成

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てな感じでハンドル取付完了。

振動防止のために、アクティブのバーウェイトを仕込んでからバーエンドミラーを装着する。

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バーエンドミラーも装着完了。純正ハンドルよりも幅が広く引きもあるので、かなり見易くなった

追記

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Activeのバーエンドを装着

コロナ騒ぎで自粛自粛と世知辛い世の中でツーリングを敢行するのに、安全性に欠ける(個人の感想です)バーエンドミラーはいかがなものか。ということで純正ミラーに戻しちゃったわけです。折角なのでバーエンドはActiveのちゃんとしたものに変更。

感想

全工程で3時間以上かかった。めんどくさい。

跨った感じはかなり良い。ハンドルアップスペーサー装着よりも低いはずなのに、明らかにポジションが楽に。やっぱりハンドルの位置だよなあ…

現時点でコロナ騒ぎもあるし、試走するのはいつになることやら。

 

走行距離:4,200kmぐらい

インプレ

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簡単にまとめると、「とにかく楽」になった。ハンドルは「高さ」よりも「引き」が重要なんだなあと思ったわけですよ。

メリット

  • ポジションが楽になり、ツーリングでの疲労が減少
  • 前輪荷重が減ったので、セルフステアを意識した走行ができるようになった
  • ZX-10R用のグリップ前提の配置にできたので、色々無理がなくなった

デメリット

  • 前輪荷重が減ったので、バイクとの一体感は減った
  • 前傾姿勢が緩和されたので、高速道路での風圧が強く感じられるようになった

要するにツーリング仕様になったわけですけど、Z250SLのキャラクターとは違う方向になった気がするけど気にしない。

 

走行距離:4,500kmぐらい