Materialz - ZUNDAとオートバイたちとの記録

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人生とバイク。

ZUNDAとオートバイたちとの記録

ADV150ファーストインプレッション

納車された週の金曜に有休を取って400kmほどツーリングをしたんですわ。まあZ250SLのパーツ、特にノーマルマフラーを山小屋に置いてるので、下取りしてもらったショップに送らないとダメというのが最大の理由なんですけどね。

そんでもって色々なシチュエーションをADV150で経験するので、初期インプレを備忘録としてまとめておこうと思う。まさか8,000文字を超えるとは思わなかった。

インプレの結論を先に書くと、
「これって小排気量のNC700Xだすぺえ
でした。

目次

ファーストビューインプレッション

勢いで乗り換えたADV150ですが、まずは外観や足付きの評価と行きましょ。

購入したADV150のマットガンパウダーブラックメタリック。ホンダ公式サイトから引用

購入したのはマットガンパウダーブラックメタリック、略してマットブラック、要するに汚れが目立つブラックです。

外観の評価

ADV150の正面。ホンダ公式サイトから引用

まず正面から見た時の印象。これはX-ADVと言うよりかアフリカツインでもなくVFRというかCBRというか要するにホンダ顔。スクーターの正面には見えない特徴的な顔をしている。

ADV150の横。ホンダ公式サイトから引用

横の姿はいかにもなスクーターで、カチ上げマフラーがアドベンチャーっぽくてかっこいい。ただし後付け感満載のマフラーガードはクソださいのでどうしてこうなった。タイ仕様だと付いてないのに。

あとはヤマハ車と違ってステップボードの中央に給油口があったりで平坦で繋がっていない。これのおかげで踝グリップがし易いのでスポーツ走行や高速走行には向いてるけど灯油缶が置けない。用途的に灯油缶を運ぶことがあるのかよと思ったけど、たぶん運ぶ必要が出てくるので…まあ大昔RG125Γで灯油缶を運んだことがあったからキャリアを装着すれば何とかなるか。

ADV150のステップボードのカウルをブラックに。こっちの方が絶対良い

あとは、納車時にETCやUSB電源を装着してもらうついでにステップボードのカウルを純正のシルバーからブラックに交換してもらった。デザイン的になぜここをシルバーにしたのか理解に苦しむ。ブラックにしたことで引き締まった。余談だけどADV150のブラック納車組でここを交換してもらった人は俺で2人目との由。〆にゴールドのリムストライプをホイールに貼ろうかな。

本当はレッドが欲しかったけどこの状況だと色は選べないからなあ…

足付きの評価

ADV150の足付きマップ

(インプレする人の体格は、身長170cm体重67kg股下86cmの胴短長足)

はっきり言って足付きは悪い。

ADV150のシート高は795mmとMT車と比べてそこまで高くは無いけどかなり幅広なので必然的に足付きは悪化する。

走行時は画像の赤丸のところに尻を載っける思うけど、この位置だと停車時に両足のかかとが浮いてしまう。黄色のところに尻を移動すると両足ベタ付きで膝も曲がるので安定するんだけど、停車の都度移動させるのはめんどい。

あとはステップの領域が微妙に狭く、足を前方に投げ出す形にすると微妙に足が余る。これは3cmぐらいシートをアンコ増ししたくなりますな。

灯火系の評価

ADV150のライト。ホンダ公式サイトから引用

フルLEDのヘッドライトはかっこいいけどマジで暗い。関越道でも暗いと思ったので夜の山道はキツくないスか?フォグランプは必須かもなあ。

ホンダ特有の左ボタン。ホンダ公式サイトから引用

そしてホンダ車の有名な欠点のホーンボタン&ウィンカーボタンの独創的な配置。これ本当にユーザエクスペリエンスにもとる行為なので止めてほしい。NC700Xに乗ってた4年間の間苦しんで、最後まで慣れなかった。ADV150に乗った直後も普通にウィンカー付けようとしてホーンを鳴らしてしまった。このご時世煽られかねないからなあ。

その他の機能

ADV150のスマートキーシステム。ホンダ公式サイトから引用

車では一般的なスマートキーシステムがついにバイクでも!

キーの抜き差しが不必要なのでめちゃ便利ですが、バッテリーの消耗が心配。アイドリングストップ機能もそうだけど、バッテリーに負荷がかかるシステムまみれでどうすんだこれという心配がある。

といったところで外観のファーストインプレッションはここまで。ホンダらしい無難なまとめ方で不満が出にくいデザインじゃないっすかね。もうちょっとX-ADVに寄せて欲しかった。

新車で高速・下道・酷道ツーリングとインプレ

ルートは関越道練馬ICから圏央鶴ヶ島ICへ、下道で国道299号線をひたすら西へ向かって開通したばかりの十石峠を越えて佐久穂、そこから北上して軽井沢へ行く。都内の渋滞・高速・酷道を使って色んなシチュエーションで慣らしをするのである。

距離配分としては、都内の渋滞路10km、高速道路100km、下道240km、酷道50kmぐらいの計400kmとなる。

まだドラレコを付けていないので停車時のみの撮影となるのでご了承いただきたい。

都内の渋滞走行

平日だし通勤ラッシュの逆方向なのでそこまで酷くはないけどそこそこ混んでいる道を10kmほど走る。

渋滞しているので20km/h以下での走行、かつ頻繁に足を着くので低速走行性能と足つきが重要なんですわ。

低速走行が楽チン

さすがはスクーター。10km/h以下の走行も安定してるし、スロットルが過敏ではないので速度の微調整も簡単。そしてクラッチ操作がいらないのがここまで楽だとは思わなかった。人生初スクーターなので…

普通に車列をリードできる加速力はある

信号待ち後の加速は、慣らし中のスロットル半開程度でも60km/hまで普通に加速する。最初速の0~20km/hぐらいまではもたつく感があるけど、もう少しスロットルを大きく開ければ問題ないのでは?

停車中の振動が気になる

これはスクーターの宿命なのか、エンジンが掛かってると常に後輪が回るので、停車中は微妙に振動が来る。リアブレーキを掛けていれば収まるので大した問題ではないか。

アイドリングストップ機能を使え?あんなもんバッテリーとセルモーターの寿命を減らすだけの飾りですわ。ちなみにアイドリングストップを有効にすると燃費が1~2km/l改善するそうです。なるほどEURO4対応エンジンの排気ガスと、バッテリーとセルモーター製造の環境負荷コスト比較ェ…

SDGsじゃない意見は言っちゃダメだよね!アイドリングストップは義務!(白目)

関越道での高速走行(往路30km)

東京都内や近郊は慢性的に渋滞しているので、慣らし運転中だろうが高速に乗らないとやってられんのです。

ADV150のオーナーズマニュアルより引用

カワサキや枢軸国の他メーカーと違ってホンダ様は割とファジーな表現でしか慣らし運転の指示を出してないので、まあスロットルガバ開けしなきゃ平気でしょ。

というわけでODO20kmですが早速関越道に乗ってもらいます(ゲス顔)。

さすがに慣らし中なので80km/hまでの速度域、かつスロットル操作も穏やかに。
まあ帰りの高速ではODO350km超えたし100km/hを出しましたが。

結論から言うと高速道路は存外に快適で、150ccという排気量での快適性を危惧してたけど杞憂に終わった感じでした。まあ100km/h巡行がつらいのは事実ですが。

安定性は17インチ車に劣る

まあ当然っちゃあ当然なんですが高速走行時の安定性は17インチ車に比べて劣ります。フロント14インチリア13インチだしホイールベースも短いので旋回性は高いけど高速道路じゃねえ。

とは言え80km/h程度の速度域なら橋の上での突風が無い限り大きい問題は無い。さらにADV150はアドベンチャーを意識したテーパーの幅広ハンドルなので押さえが効きやすいのもポイント。

サスペンションも良く動いている印象で、多少のギャップはうまく吸収してくれるので乗り心地は悪くない。

振動が少なく風圧も快適

比較対象が基本設計が40年前のZ250SLの水冷単気筒エンジンなのでアレですが、現代の150ccのeSPエンジンは非常に優秀で、中間加速が太く80km/hまでなら高速の合流車線も問題ないレベル。まあZ250SLでしっかり回すのと比べると遅いですが。

特筆すべきは80km/hでも振動がほとんどなくノーマルマフラーも静かなので非常に快適。タコメーターが付いてない上に風切り音の方が大きくエンジン音が聞こえないのでわかんないけどマフラーを変えたら相当うるさそうなので、ADV150はノーマルマフラーで行った方が良さそうかな。ギアチェンジでの音の盛り上がりもなく、車のAT車CVT車)を運転してる感覚っぽい。

風圧は役に立たないシールドと評されてるけど、Z250SLのPuigスクリーンよりは仕事をしてくれるので個人的には十分かな。比較対象に問題があるとか言わない。

燃費は素晴らしい

ホンダの公式サイトより引用

ADV150のメーターは多機能で、平均燃費やら瞬間燃費が常に表示されるのでエコ運転を心がけるようになるらしい…けどTZR250Rですら超燃費走行を心がけるZUNDAにとっては平均燃費さえ判れば余計なお世話なので瞬間燃費計はタコメーターにして欲しかった。

とは言え今回のツーリングの平均燃費は47.7km/リットルとかいう異次元な数値を叩き出してくれたのでマジ優秀。ガソリンタンクは8リットルなので、燃費が15%以上悪化しても300kmは航続距離があるところは素晴らしい。ツーリングマシンの最低航続距離は300kmだと思っているので。

国道299号を走る(普通の1車線国道区間

とっとと高速を降りて国道299号線を走る。小鹿野までの区間は山間部を走る普通の国道で、飯能以西は川沿いのコーナリングが多い区間

国道299号の常識的な区間にある「道の駅上野」

ADV150というか中途半端排気量スクーターの真骨頂となる下道区間。結論から言うと「スクーターってこんなに楽で楽しいのは知らなかった」となる。

コーナリングがすげえ楽

一番印象に残った感想がこれで、リアブレーキを手で操作するってマジで楽で、リアブレーキを残しながらバンク→即加速という操作が簡単にできるし、加速時も何も考えずスロットルを捻れば良いのでコーナリング操作に集中できるのが本当に目から鱗

さらにフロント14インチタイヤは非常にクイックで、Z250SLの感覚で曲がろうとすると曲がりすぎるので焦る。逆にバンク角や限界は低そうなので調子に乗りすぎるとヤバい気がした。

またスクーターはニーグリップという概念が無く、荷重をどうすればよいか迷った。
構造上尻をシートに押し付ける尻荷重と、足の裏をステップボードに押し付ける足荷重、あとは踝で車体を挟めてグリップできるので、これらを組み合わせた乗り方となる。

サスペンションはかなり優秀で、普段は大きめのギャップを踏んでもうまく吸収してくれるほど動くのに、コーナリングでの粘り・接地感は荷重を意識すれば十分。ペースを上げても全然心配は無かった。

ちょっと残念なのはスクーターなので荷重分配がどうしても後ろ寄りになってるせいか、上り坂では前輪荷重を意識しないとフロントの接地感が希薄になりがち。逆に下りコーナーは良かったので後述。

ガチ走行ならZ250SLの方が確実に速いけど、下道公道レベルならスクーターでも十分楽しい(速いとは言ってない)と思ったわけです。

立ち上がり加速が遅い

Z250SLより100ccも排気量が小さく、さらに自分でギアチェンジ操作ができないのでパーシャルからスロットルを捻った時の加速が遅い。まあ慣らし中でガバ開けしてないのでしょうがないにしても、Z250SLでギア操作サボって1~2速上のギアで立ち上がりするようなイメージになる。ので、どうしてもスピードを殺さないような乗り方をしがち。この感覚は20年以上前にRG125Γで峠の上りを攻めてた時と同じだ。

まあそもそも下道公道レベルなら飛ばすなと言う事ですが。

ポジションが楽なので風景を楽しめる

アチェンジが不要でコーナリングとブレーキングに集中すれば良いので、イージーに風景を楽しめる。さらに目線も高いので心理的にも楽。やはりツーリングはこうじゃないとね。

国道299号を走る(酷道区間

十石峠の災害復旧区間。普通にダートまである。

群馬県の奥地の上野村は道の駅上野まで来ると、長野県は佐久穂町までの区間は開通したばかりの酷道と名高い十石峠。当然のごとく幅員4m以下の見通しの悪い一車線道路で、一部区間はフラットダートという酷道と評されるだけの道を行きます。

余談ですが、ADV150を買ったショップのメカニックさん曰く「ADV150はアドベンチャー""風""スクーターなのでダートはおすすめしません」だそうです(笑顔)。

R299十石峠付近はそこまで酷いダートでは無いので

ダート区間

酷道にありがちなダート区間。普通に走行できるし、フロント14インチとは思えないほど安定して走れる。ハンドルが取られても幅広ハンドルのおかげで制御が容易だし、足付きもオフロード車より余程良いので心配なく走行できる。30km/hぐらいまでなら

スクーターの構造上の問題として、やっぱスタンディングできないのはつらい。X-ADVなんかは純正オプションでスタンディングステップがあるくらいなので。まあタンデムステップに足を置くという裏技も無くは無いけど…いや無理だな。

前述のようにADV150は「ADV150はアドベンチャー""風""スクーター」なのでダートでの無茶は厳禁ということです。

ADV150はABSだけどリアブレーキはABSでは無いそうです。ダート区間でリアをロックさせるような挙動まで想定しているので決してコストダウンではありません。まあダートでリアロックさせるような挙動は避けた方が良いと思いますけどねえ。

舗装区間

インプレとしては下道のインプレとほぼ同じなので割愛しますが、幅員が狭くて視界が悪い区間でもポジションのおかげでコーナーの先が見易いし、eSPエンジンのおかげで非常に静かなので環境音が良く聞こえて雰囲気を感じられる、乗り降りが楽なので気軽に停めて写真を撮る意識が生まれるといった、今までのMT車に無いイージーさは良いっすなあ…

山小屋に着く

山小屋の庭。これを維持してかなきゃならんのです。

積載インプレ

せっかくの荷物積載シーンの写真を撮っていない。ので、感覚的な表現になります。

結論から言うと「日帰り・一泊ツーリングならほかの積載は要らない。そしてヘルメット入んない」。

メットイン」ではなく「ラゲッジボックス」。だって俺のSHOEI QWEST(廃番・Mサイズ)が入んないんだもん。ジェットなら入るらしいけどフルフェイス派なのでヘルメットはヘルメットホルダーを活用します。

www.shoei.com

で、今回東京の家に置いてたZ250SL用のTermignoniスリップオン一式を積んで山小屋に置いて、山小屋に置いてたZ250SLの純正パーツ(ミラー、ステップ、予備レバーそのほか諸々)を積んで帰るというミッションでしたが全部ラゲッジボックスに入った。さらに言うと雨具一式もついでに積んだけど問題なく入った。なお残当ながらZ250SLの純正マフラーは入らなかったので宅急便でバイク屋さんに送りました。

ちなみにデイトナのシートバッグを積んでましたが、あれは「シートバッグそのものを山小屋に運ぶ」ことを目的としてたので中身は空です。

とは言え積載量アップのためGIVI箱導入を検討中です。まあ直ぐは要らないかな…と余裕こいてると廃番になるので早めに揃えないと。

www.amazon.co.jp

碓氷峠旧道下りを走る

目的は達成したのでちゃっちゃと帰る。もう15時だし暗くなる前に帰らないと。

恵みの雨。天気予報では一日中晴れって言ってたのに。

どうして…どうして雨が降ってくるんですかね?
ちなみに関東では豪雨&雹が降って大変なことになってたみたいですね…

幸いにして30分ほどで止み、路面はハーフウェット程度なので新しいインプレができるとポジティブに考えてみよう。

で、ハーフウェットな峠道の下りを走った結論は「これは峠下り最速では?」となる。要するに峠の上りでのネガな部分が解消されて最高、ということです。

コーナリングが楽しすぎる

碓氷峠旧道のめがね橋

碓氷峠旧道は道が荒れててハーフウェットな状況。この状況ならサスが良く動くADV150は無敵で、下りなので前輪荷重も問題なく、コーナリングでもブレーキング終わった直後からスロットルを開けられるので速い。繰り返し書くけどリアブレーキ操作が手でできるのはデカくて、リアブレーキ引きずりながらコーナー侵入、からのスロットル操作がキマるとマジで速い。素晴らしい。

実際に速いかどうかは置いといて、「速く走れる感」は凄い。これは楽しい。

関係ないけど、碓氷峠旧道でキツネを2匹、シカを1匹目撃してワンダーランド感が凄かったけど、キツネは2匹とも人間を怖がるどころか近づいてきたので、これはエサをもらってますねえ…轢きそうになるから危なくてしょうがない。

川の駅上野。道の駅上野と併存してる理由は何だろう

行程的には、碓氷峠旧道の後は上野村に戻り、神流川を下って関越道本庄児玉ICから乗るルートで帰る。関東の嵐が収まるまでの時間潰しルートとも言う。

関越道での高速走行(復路70km)

最後の帰り道で高速道路を使う。高速走行のインプレは往路編で書いてるけど、もう走行距離が300kmを超えたので、少しずつの加速なら100km/h巡行で良かんべ…と巡行チャレンジを実施したのでそのインプレを。

80km/h以上の加速

80km/hから100km/hまでの加速はイマイチ。これは排気量的に仕方が無いので、基本的には追い越され車線をトラックの後ろで走るのが賢明かなと。

とは言え振動も少なくノーマルマフラーも静かなので頑張っている感は薄く、ゆっくりながらもちゃんと加速する。100km/hに達したあと速度を維持して巡行するのは登坂車線が出てくるほどの坂でない限りは問題ない。

そして100km/h台の速度域になるとスクリーンが風圧をカバーしきれなくなる。この速度域で巡行する人はロングスクリーンが良いんだろうなあ。逆に言うと90km/h台ならノーマルスクリーンで問題無いし、それがメーカーの設計想定な気がする。

尻が痛くなる

ここまで10時間350kmほど走ってきたところで尻が痛くなる。スクーターポジションなので尻に体重が集中してしまうので仕方が無いが、MT車と違ってスタンディングができないのが辛い。尻の位置を微妙にずらしながら乗ればなんとかなるかな。

と言った感じで無事帰宅。走行距離は約400km。

インプレまとめ

と言うことでファーストインプレッションをまとめると以下の通り。

  • デザインは無難で悪くない
  • シティコミューターとしては普通のスクーターとして使える
  • 高速道路は90km/h巡行なら長距離でも余裕、しかも疲れない
  • 燃費はオートバイとして非常に良い部類
  • 下道ツーリングが一番楽しいステージ
  • 峠の上りはパワー不足を否めないが楽しい
  • 峠の下りはメチャ楽しい
  • オフロードの「通過」は問題ない
  • 荷物はまあまあ載るけど箱はあった方が良さそう
  • 楽で疲れないので休憩回数を減らせる

実は最後の「休憩回数を減らせる」というのがADV150の最大のメリットだと思う。休憩回数が少なければ90km/h巡行でも結果的には目的地に速く到達できるのだ。

尖った点は無いけど高速の巡航速度以外は何でもオールマイティー。ここで冒頭の言葉を繰り返すと、「小排気量のNC700X」がADV150の評価にふさわしいかなと。

と言ったところをファーストインプレッションとさせていただきます。

 

走行距離:420km