Materialz - ZUNDAとオートバイたちとの記録

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人生とバイク。

ZUNDAとオートバイたちとの記録

Z250SLにTermignoni(本物)を装着する Part.4

微調整の繰り返し

前回の続き。

zunda-materialz.hatenablog.com

とりあえずカタチになったテルミニョーニスリップオンだが、調整の余地がある。
音量を抑えて低音を出しつつ抜けが良く低速も出るようにならいのか…という全部盛りは不可能なのでベターに近づけてみる。

なおノーマルマフラーが最強という意見は不許可である。

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Z250SLにTermignoni(本物)を装着する Part.3

試行は続くよどこまでも

消音化施策第二弾でとりあえず乗れるレベルになったものの、不満点が多いTermignoniサイレンサー

そもそもリッターSS用のレース管を250単気筒にぶち込むのが間違ってる気がしないでもないが、カッコイイんだよ!ロマンなんだよ!

という訳で更なる改善を図ってみる。とっておきの部品はこれ。

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25Φ用ステンレス製キャップである。160円。

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Z250SLにTermignoni(本物)を装着する Part.2

マフラーの消音を考える

消音一回目のおさらい

まず、一回目の消音化施策を図解する。

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赤矢印は排気の流れを示している。

  1. 右側の隔壁内で排気が反射しており、これが背圧をかけることになり低速トルクが上昇する。
  2. 隔壁を出た排気は外壁のカーボンに当たり、反射する。
  3. マフラーエンド付近まで到達し、また外壁に当たる。
  4. バッフル出口付近で上下反対側の排気と衝突し、これが破裂音として聞こえる。

能書き書いたけど、バッフル有効長が短いと破裂音が聞こえやすくなり、かつ排気の流れが纏まらないまま大気開放されるので、排圧が弱くなる。

よって高回転は伸びるが低速トルクは少なくなり、破裂音出まくりで不快になる。

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